ニキビができるというのは多くの方が経験していることだと思いますが、みなさんはどのように治療をおこなっていますでしょうか?「放っておく」という方もけっこういるかもしれませんが、実はニキビというのは「尋常性ざ瘡」という皮膚の病気なのです。触ったりつぶしたりしたら、跡に残ってしまって、取り返しのつかない事になってしまう事もあります。綺麗な肌に戻すのはとても難しいのです。ニキビ痕を残さないためにも早めに治療する事をお勧めします。
では、どういった治療法があるのでしょうか?手っ取り早く薬局で薬を買ってきて処置する方法もありますが、やはり一番確実なのは、皮膚の専門家である皮膚科に通うという方法でしょう。では、皮膚科でのニキビ治療とはどのように行われるのでしょうか?まずは、様々な問診を受けて、ニキビの原因となっている要因を探しだします。そして、ニキビが現在どの段階にあるのか(1面皰2丘疹3膿疱と3段階あります)を診断し、その人にあった薬が処方されます。薬も飲み薬と塗り薬があり、医師の診断のもとにそれぞれに合った薬が処方されます。
このように、皮膚科での治療では、症状に合わせて治療計画を立て、場合によってはいくつかの処置を組み合わせて効果的にアプローチしていきます。医師とよく話し合い適切な治療を進めていく事が可能です。また、このように皮膚科での治療ですと、一般的に保険適用となり3割の負担で治療を行う事が出来ます。もしさらなる高度な治療を求める場合は、美容皮膚科というのもありますので、そちらで自由診療・保険適用外でもっと美しさを追求した治療を受ける事もできるようになっています。