だいたい5月から6月くらいの時期になると企業の多くではストレスチェックというチェックを実施するところが多くみられます。ストレスチェックというのは何かというと、社員の心の状態を事前に把握して対処しようというものになります。近年、心の病ということでうつ病や精神疾患で、休職したり、退職する人が増えています。ひどい時には、自殺することもあり、社会問題にもなりつつあります。
そういった社員を増やしてしまうことは、会社にとっても貴重な人材を失うことになりかねません。そういったことを未然に防ぐためにも自分がストレスになっているのかどうかというのは、個人差があるので、チェックすることで、自分の状態を見直すことにもなります。ストレスチェックの内容は、今充実しているかどうかとか、仕事が忙しいと感じるかどうかなど、選択式で選ぶようになっています。チェックが終わると、最後に自分の結果を確認することができるようになっているので、自分自身で確認ができます。
会社は、ストレスチェックによって、会社の社員のストレスの状態をチェックすることができますが、個人情報になるため、よほどのことがない限り、結果で、個人を特定することはできないようになっています。よほどの事というのは、面談が必要なほどストレスにさらされているような場合は、個別に連絡がいくような仕組みをとっています。ストレスチェックは、任意なので、やらなくてもよいのですが、自分の心の状態をみるためにもやってみることをおすすめします。