自分でストレスを感じている人であれば良いですが、なかなかそれに気づくことができない人も多いことがわかっています。そのような方にこそおすすめできるのがストレスチェックです。どんなことにストレスを感じており、その具合を知ることができますので、一度試してみると良いでしょう。2015年から従業員が50人以上いる企業に対して、ストレスチェックが義務化されることになりました。
このようなことから、受けやすい環境が整っていると言えるでしょう。またそうではない企業に勤めている人であっても、希望することで受けることができますので、積極的にストレスチェックを受けてみると良いでしょう。ただしいろいろと問題点もあります。義務化されているのはあくまでも企業側であり、従業員はそれに応える義務はない点です。
よって面倒だと感じている方は受ける義務もありませんので、自分のストレス具合を把握する手段をなくしてしまいます。また受けた後も結果は本人にしか知らされず、企業にはいきません。この点は法令で義務化されている健康診断との違いになり、改善の余地があると言えるでしょう。改善をしなければ、企業側もメンタルヘルスの対策を講じる方法の機運さえ高めることができなくなってしまいます。
とても大切なことになりますので、この点は改善するべきでしょう。ただし自分でストレスの状態を知ることができる環境が整っていることに対しては、従業員として知っておくべきです。